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【FES】『SUMMER SONIC 2019』 @幕張メッセ+千葉マリンスタジアム

2019/08/18

02 Perfume 04 Music



先に触れておくと、前回「【FES】『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』 @国営ひたち海浜公園 Day2」と関連する部分があるので、余裕があったらまずそちらを。

8時前に起床。シャワー浴びて9時前に最寄駅から幕張に向かう。そして8/4のRIJFのときと同じく『仮面ライダージオウ』最終回前放送のリアルタイムチェック。冗談で「仮面ライダーツクヨミ」ネタを書いたら実現して笑った。いや笑ってる場合ではない。残り2話で新ライダー出すとか、ノリにノッてるというか、どうかしているというか。
海浜幕張駅着が10:45(だったかな?)11時少し前に幕張メッセ到着。メッセ入口で持ち物検査とリストバンド交換。電子チケットなので楽。ペットボトル以外の飲み物持ち込み禁止が厳しいらしく、没収された私物のマグボトルが机の上にがしがし並べられていた。後で返すのかねあれ?

とりあえず喫煙所で一服して、RAINBOW STAGEのKizuna AIを覗きにいく。開演5分ほど過ぎていたけどけっこうな行列。最後方でまったりと。あらTeddyLoidまでいた。

理屈はよく分かんないけど遠目で見た限りはかなり3次元感あり。曲のクオリティもなかなか(←偉そうだなおい)。声とモーションはリアルタイムでキャプチャーしてんのかな?声優云々でプチ炎上してたけど、それまでを知らないので個人的にこれはこれで。中の人がどこの出身かは不明だけど、微妙にお国訛りがあるところが可愛い。

そのまま残って次の中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅを見る。裏の女王蜂(Perfumeファミリー?)も気になるのだけれど、がっつり丸被りなのでそこは諦める。

【中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅ】
RAINBOW STAGE 12:10
・ファッションモンスター
・White Cube
・つけまつける
・爽健美茶のうた
・原宿いやほい
・CANDY
・インベーダーインベーダー
・最 & 高
・みんなのうた
・PONPONPON
・演歌ナトリウム
・にんじゃりばんばん
・み
・Level Up
・きみがいいねくれたら
・キズナミ
・もんだいガール
・音ノ国


「中田ヤスタカの卓の上で踊るきゃりー」という図は、何かシュールだった。まあその後でヤスタカ自ら上がってぴょんぴょん飛び跳ねてましたが。あと「つけまつける」のPPPH、あれ決まりごとなん?きゃりーはアイドルなん?中田ヤスタカは間違いなく我らがアイドルだけど。

ところで、このステージを最後まで見てからMARINE STAGEに移動すると、けっこう距離があるので早くてもSuchmos終わり到着。そこから入場していては、ぶっちゃけ前方には入れない。何でこんなタイトなタイムテーブルにするかなあクリマンさん。という訳で、残念ながら途中退場を前提に後方出口付近に陣取る。同じ考えのパフュT連中が周囲にたくさんいて苦笑い。

12:30頃、結局「インベーダーインベーダー」あたりで泣く泣く離脱。頭おかしい狂気曲「み」が聴きたかったんだけどなあ。
何食ったらこんな曲作れるのか常人のわたしには理解できない…… 電池?

会場の外に出たら、入場規制で入れない人々がわんさか周囲を囲んで音漏れに合わせて盛り上がっていてびっくり。中にいた感じでは、ぶっちゃけもうちょっと詰め込めたと思う。安全側に舵を取ったってことなんだろうけども。つか、このふたりが揃うならRAINBOWじゃなくてMOUNTAINでしょが。ステージセレクト間違ってますよクリマンさん!(2回目)

MOUNTAIN STAGE側の出口から出て一路MARINE STAGEへ。予想よりも混んでおらず早歩きで15分くらいで到着。スタンドではなくアリーナに入りたいので右サイドに回る。アリーナは水以外の飲料持ち込み禁止とのことで、没収されたりその場で飲み干したりしてる人多数。あらかじめ調べてあったので海浜幕張のコンビニで購入した水だけ抱えて入場。アリーナは3割くらいの入り。前方にがっつり固まってるのは、もちろんSuchmosファンと、先に来ていたPerfumeファンと、あとはたぶんBLACKPINKファン。見た感じで何となく分かる。BLACKPINKファンはパリピっぽいというか何というか。Perfumeファンは男女いずれも基本的に「地味」「真面目」。センスの良し悪しは人それぞれだけど「派手さ控えめ」というか。これはワンマンライブに参加すればすぐ分かると思う。

ステージから10mくらいの中位置で開演を待っていたら、前方からのそーっと若い男性が歩いてきて思わずビビる。視線が定まらずふらふらしてたのでまず間違いなく熱中症。皆が道を開けて係員のところまで誘導していた。不謹慎な表現だけど、リビングデッド(もちろんロメロ版)に噛まれた人みたいな動きだった。帽子被ってないし背も高かったし、そりゃ危ないよなあ、と。防衛策は取らないとね。それでも駄目なときは駄目なんだけど。

開演時間前からYONCEはじめメンバーがステージ上でサウンドチェックなんだかリハーサルなんだか分からないことをしていて、そのままだらっと本番へ。こういうの嫌いじゃないかも。

【Suchmos】
・You Blue I
・Burn
・YMM
・VOLT-AGE
・Hit me, thunder

セットリストは LiveFansより。

代表曲は知っていて、ついでに最新アルバムは聴いてるけど曲と曲名が一致しないくらいの自分だけど、どうも「最近は『STAY TUNE』みたいな有名曲はやらないっぽい」という話は聞いてた。何やったって、そもそもハズレ曲なんてない人らなんだから、もう事前に予習とかするのやめて、その場その場で素直に音の波に飲まれとこう、という作戦だったんだけど、これが大正解。ただでさえ暑さでぼーっとしていて、おまけにちょっと寝不足だったこともあって、サイケデリックというかアシッドというかとにかくそんなグルーヴ感でちょっとトリップ気味になって身体が自然にゆらゆら揺れて、とても心地よかった。いや、さすがに合間合間に意識的に水分補給してましたけどね。先の若者じゃないけど、本当の熱中症になったら洒落にならないので。

そんなこんなでステージ終了。短い時間だったけど堪能した。フェスじゃなくて単独見てみたいな。以前は「シティポップのトップランナー」みたいな扱いだったけど今はそんなんでもないし、そもそも最初からそっちに向かってなかった人たちなんじゃないだろうか。おっちゃんが単独ライブ行っても良いものなのか。ビールやカクテルじゃなくてウィスキー片手に聴きたい。できれば煙草も吸いたい。

ステージからメンバーが撤収してから(それが礼儀です)いそいそと前方移動。右から入ったのでのっちサイド。しかし前方はSuchmosファンよりもBLACKPINKファンが多い模様で、あまり入れ替えなし。まあ想定内なので無理しない範囲で少しずつ前の方に進む。最前列からだと10列目くらいのところまでは何とか。そしてRIJFのときには感じなかった後方からの圧縮が!これだよこれ!ちょっとガラ悪いぞサマソニの客!とそんな状況を喜ぶMなワタクシ。しかし30分待ってる間に少し圧縮が緩む。腕を上げ下げできるような状態は圧縮にあらず。いや当然そっちの方が楽なんだけどさ。ステージ左右から熱中症予防の放水が何度かされるが、水の粒でっか!どしゃぶりだよそれ。普通にシャワー浴びたのと変わんないよこれじゃ。そしてその後周囲の体温で蒸れる…… もうちょっと霧状になんないのかな。やってくれるぜクリマンさん(3回目)。

そんなこんなな状況をいろいろ諦めてステージ上を見たら金髪の人が真正面に。RIJFのときにはステージサイド奥にいたもっさんが、今回はステージまで出てきて舞台上をチェックしていた。やっぱり久々(2012年以来)だとそういうものよね。アウェイまではいかないにしても、ホームのRIJFとは違う適度な緊張感。

最近おなじみのサウンドチェックのDFインスト。曲終わって即両側モニタに「Perfume」の文字が!さあ本番だ!!

【Perfume】
MARINE STAGE 14:20
 開演前サウンドチェック DF(Instrumental)
・Start-up
・Future Pop
・If you wanna
・Pick Me Up
・ワンルーム・ディスコ
 <MC>
・ナナナナナイロ
・エレクトロ・ワールド
 <PTAのコーナー>
・Party Maker
・FUSION
 <MC>
・無限未来


最初にこの衣装見たときに思い浮かんだのが、パターンの組み合わせ方でゲッター1(の顔部分)、続いて色味で仮面ライダーゼロワン。


と思ったけど比べてみたらそんなに似てないね。誰かがつぶやいた「ライブ会場の座席表」の方がしっくりくる。ちなみにこの座席表は旧渋谷公会堂。

Start-upからのFuture Popという、FPツアーを踏襲したオープニング。RIJFも同じだった。本当に気に入ってるのねこの流れ。からのイフワナ! まさかのFuture Bass曲!続いてbpm速めのピクミ!そしてお懐かしやのワンコ!このセトリは期待できる!RIJFの雪辱(ステージ終わっても体力に余裕があった)を果たせるか!?

と、ここでMC。3人揃って給水タイム。給水しながら無表情に客席にピースサインを出すかしゆかが可愛い。

3人一緒にステージに戻ってきて、自己紹介からのMC。この辺からYouTubeで生放送されたらしい。MCでは「サマソニ参加は久しぶりなこと」(2012年大阪、東京以来。ただし2015年にSONIC MANIAには出演)、「前回は落雷を呼んでしまったこと」(これは大阪会場で、ライブ中の落雷豪雨でステージが中断したときのこと。当時の様子はここが詳しい。「SUMMER SONIC 2012 大阪会場 Perfume落雷中断のまとめ - Togetter」 https://togetter.com/li/357538 )等々。あ~ちゃん、ちょっと緊張してるな。

そして新曲のナナナ。後ろの若い男子が「あ、これ聴いたことある!」。けっこうな頻度でCM流れてるもんね。善哉善哉(よきかなよきかな)。からのここでエレワ!!思わずガッツポーズが出た。冒頭からの流れを見る限り周囲にPerfumeファンは少ない。でもそんなの関係ねえ。声出してこ声!!

ひとしきり運動した後はP.T.A.のコーナー。基本的にいつものパターンだけど「Tシャツ/PerfumeTシャツ/誰かのTシャツ/サマソニTシャツ」がちょっと面白かった。誰かの(笑) そしてRIJFに続いてSUSHI PIZZAの『マイティDISCO』。分かりやすいのとbpmが意外と速いので、思いの外みんな盛り上がってる(笑) フェス向けだね。

「この後は盛り上がる曲しかありません!」からの、まさかのPM!7分超えの曲ぶっ込むか!そしてきっちり揃う裏打ち(笑)。パリピは裏打ち得意だもんなあ。ワンマンでなぜこれができないか……

次はあら意外のFUSION。カッコいい曲だけどアゲアゲ曲ではないなあ。ひょっとするとこの選曲は、観客向けというより同日出演者向けなのかもしれない、とちょっと思う。「わたしたち、こんな曲でこんなパフォーマンスできるんですよ」という。

最後は無限未来。PFツアーのラストもずっとこれだった。本当に好きなのね。盛り上げるんなら同じ「ちはやふる」映画のFLASHだろうけど、火照った身体と心をクールダウンさせるのにもちょうどよい。よい曲だと思う。夏フェスでやるべき曲かどうかは置いておいて。

「それでは!Perfumeでした!次はBLACKPINK!楽しみだねー!!」で終了。中盤の盛り上がり曲でガンガンいったお陰で、RIJFのときとは違ってほぼ完全燃焼。やっぱ夏フェスはこうでなくちゃなあ、と個人的には思う。いや、ぼーっとしながら音楽に身をゆだねるようなシークエンスも嫌いじゃないんだけどね。

スタジアムの外に出てしばし休息。さすがにここでビールだと水分補給にならないのでとにかく水。500ml300円って高いよクリマンさん(4回目)。ステージ前に飲み忘れていたアミノサプリも摂取。少し落ち着いてから汗だくのシャツを着替える。そしてようやくビール。ああ至福。

BLACKPINKさんが終わったらしくスタジアムからぞろぞろと人が出てきたタイミングで、アリーナではなくスタンドに入場。中でも売ってたビールを購入して最上段あたりに。ここからはEDMトップランナーたちの競演。さてどこまで体力が持つか……

さて切り込み隊長はAlan Walkerさん。ステージ後に弱冠21歳と聞いて吃驚。なんなんだこの貫禄は。とはいえ、実はほとんど記憶がない。理由は、私が寝てたから。いやAlanは悪くない。純粋に自分の体調の問題。人は疲れていれば爆音の中でも眠れるのです。さすがに熟睡ではなくうつらうつらしてただけなんだけど、ステージの記憶がほぼない。ごめんAlan。終演後、気を取り直して下におりてビール(何杯飲むんだよ)とポテトフライを購入して、今度はもうちょっと近いスタンドで見てみようかとインしたら、めちゃくちゃな人口密度。しかもほぼ全員パリピ。ちなみに私のパリピのイメージはこれ。

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で、ZEDDなんですが…… すごかった。アゲアゲ命。盛り上げてこそ人生。下がると死ぬのじゃ。美メロの人でもあるのでメロウパートが挟まるんだけどもそんなもの次に上がりくさる為のカタパルト。我らがPerfumeファンにとっての神でありアイドルでもある中田ヤスタカ、彼もDJプレイのときにはとにかくアゲることを至上命題にしてるけど、ヤスタカにはそれとなく照れがある。しかしZEDDさんにはそんな照れなど微塵もなし。踊らせてナンボ。バスドラはボディを振動させる武器。もう清々しいまでにプレーヤーであり職人でもありアーティストでもあり。そしてスタンドを埋めたパリピの方々がとにかく踊る踊る。水着のおねえちゃんもいろんなとこ揺らして踊る。おっちゃんの目の前で堂々と横乳の位置直すのやめなさい。目のやり場に困るじゃないか。そしてうねりにうねるアリーナみっちりの観客。死ぬなよおい。

で、そんな皆の勢いに当てられて、片付け切れなかったポテトとビールを持ったまま、スタジアムを出てしまったワタクシ。音源聴く分には嫌いじゃないけど、さすがにあのノリで小一時間過ごすのは無理。若い頃でも無理。バンドのぐちゃぐちゃはたぶんまだ対応できるけどパリピのあれは無理。そして自分パリピ言い過ぎ。

マリンエリア外の喫煙所でしばし休憩しながら思案。ZEDDの次のチェンスモも見てみたかった、せめてちょっとだけでも見かけておきたかったのだけど、ちょっとしんどいかもしれない。眠気は去ったけど疲労は溜まっている。無理して見るのも失礼な気がする。ということで、ここで私のSUMMER SONIC2019は終了。海浜幕張駅へ向かう。
バーガーキングでちょっと休んでる間に、RIZIN18で朝倉海が堀口恭司にKO勝ちするというジャイアントキリングなニュースを聞いて衝撃をうけつつ、何とか帰宅して自分の夏フェスは終了。たぶん夏も終了。残りは残暑。でも9月はまだ夏(のっち談)。