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【FES】「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」 @国営ひたち海浜公園 Day2

2019/08/04

02 Perfume 04 Music

JTBのツアーバスを申し込んであるので横浜東口ベイクウォーター前に6:30集合。我が家から現地まで約1時間。という訳で5時半に家を出る。眠い。
集合場所に行ってみたけど、あれあんまり人がいない。2年前は大行列だったのに。バスに乗り込んでから30分くらい待たされて7時頃に出発。かなり空いていた。そういや3年前は早々に売り切れてたよなあ。ひょっとして年々人が少なくなって…… まあそういうことは主催者が考えればいい。とりあえず寝る。でも9時から放送されている「仮面ライダージオウ」の盛り上がりもちょっと確認してみたり。エターナルは消えるしアクアは死ぬし次週はチェイサーが出るしで大変なことになっていたらしい。くっそー帰ったら録画確認するぞ。そして寝る。

ひたちなか到着は10時過ぎ。バス降りてから20分くらい歩かされる。確か2年前もこんなんだった。どうにかならないものかこれ。


入場。PARK STAGEの打首獄門同好会の演奏を横目に向かったのは「みなと屋」。昼以降は大渋滞の五浦ハムの「ハム焼き」だけど、この時間だとまだぜんぜん並ばず買える。朝食でハム焼き+地ビール。至福。
GRASS STAGEの欅坂さん、ちょっと音大きくないか?みなと屋までがんがん響いてくるぞ。まあ音楽フェスで音の大きさに文句言ってもしかたないんだけれども。

食事をして一服してから、すぐ近くのBUZZ STAGEのJuice=Juiceをちょっと覗く。伝統的にBUZZ STAGEはオタ芸に向いている。

自分のRIJF一発目はカエたんこと木村カエラなので、さっき通り過ぎたPARK STAGEまで戻ると、HYのステージ。メイン通路の1/3くらいまで人がはみ出ている。さすがに人気あるな。本日2杯目の生ビールを買い込みPARK脇の喫煙所でのんびりと待つ。お目当てのミュージシャンでがっつり楽しむのもフェス。遠巻きに眺めながら雰囲気を満喫するのもフェス。いろんな楽しみ方ができるのが良いフェスの条件だと思っている。

3杯目のビールを買って(ペース速いなおい)喫煙所に戻り(飲食と喫煙所がステージ挟んで両端にあるのがちょっと面倒)、開演5分前くらいにPARK STAGEへ。遠めでのんびり楽しむつもりだったけど、ステージ前が思いの外空いていたので突入。そこまで熱心なファンでもないけど、『10years』くらいまでのアルバムはきっちり聴いてたからたぶん大丈夫だろう。って今調べたら『10years』って2014年か!(驚)

予定の12:50きっちりにバンドのメンバーとカエラたん登場。ヘソ出てますよお母さん。相変わらず綺麗で若いなあ。

以下、セットリスト。情報は「木村カエラ(2019/08/04)ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019 クイックレポート」より。

・Circle
・リルラ リルハ
・いちご
・Butterfly
・15周年スペシャルメドレー
・BEAT
・Magic Music

1曲目からいきなりタオル回し曲。「Circle」ってそういう曲だっけ?ライブで体験するの初めてだからちょっと戸惑う。でも楽しい。3曲目の「いちご」は出たばっかりのアルバムの曲らしい。ごめんなさい聴いてません。でも良い曲。嬉しかったのはメドレー。特に『Ring a Ding Dong』と『Jasper』は大好きなので思わず身体が動いた。個人的にはこの辺と『A winter fairy is melting a snowman』(メドレーには入ってなかった)が大好き。チャカチャカした曲が好きなのね、私。ラストは『Magic Music』。「あなたの笑顔が見たい」を「みんなの笑顔が見たい」に変えて歌うのはライブのお約束らしい(後で調べた)。めちゃくちゃ上がりまくるようなステージではなかったけど、余韻の残る良い時間だった。堪能。

さて、この時点で13:30。15:30のPerfume前のサンボマスター開演が14:15。終わりから前の方目指すにしても、サンボマスター終演の15分前くらいでいい筈、という読み。トリのWANIMA待ちの人らが最前列に張り付いててもまあそれは想定内。ということで1時間半の余裕。とりあえず物販を覗きにいく。ただ、見てないミュージシャンのグッズを買うのもどうなのかなあ?という変な律儀さもあったりして、結局覗いたのはPerfumeブースだけ。行列は特になし。キャップと扇子を購入。Tシャツもタオルも使いきれない程あるねん。

GRASS手前にLUCKY STRIKEの喫煙ブースがあったので、そこでポカリを飲みながら(さすがにビール片手に移動はできん)しばらくのんびり。音だけはガンガンくる場所。サンボ飛ばしてるなあ。

15時頃に重い腰を上げてGRASSに向かう。演奏は「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」あたり。さすがにこれは知ってる。拳を突き上げながら、邪魔にならない程度の薄めの密集度のエリアまで入り込む。山口さんの長いMC?いやもうMCなんてもんじゃないな。熱さほとばしる激というか。うんうん頷きながら聞いていた。

最後の演奏が終わりサンボ退場と同時に、入れ替わりの人の流れに乗って前方へ。GRASSは(今までの経験からいえば)最前に3つのブロックがある筈なので左側のブロック目指して前進。ただしもちろん無理はしない。同じような動きをするパフュTの同志。無理な割り込みをせずとも思ってたよりすんなりと左ブロック、かしゆかサイドに入れた。最前列はWANIMA待ち女子数人。その後ろに陣取る。背丈の関係でステージへの視界はばっちり。そのまま開演を待つ。見上げると雲ひとつない青空。陽光も容赦なくふりそそぐけど湿度が低めなのと風があるのでそんなに不快ではない。おまけに今日は、Perfumeフェスライブ恒例の「超圧縮」がない。周囲に数十センチずつの余裕空間がある。あれ?とか考えながら30分待機。
今回のイベント用グッズのシャレティルゥーTシャツを着て開演前にステージで働きまくる内山監督。ステージ右袖に引っ込んだときに、チーフマネージャーのもっさんと話し込んでるところなども見えたり。そんだけ近かった。

以下の情報は「Perfume(2019/08/04)ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019 クイックレポート」を元に加筆、作成。

【Perfume】
GRASS STAGE 08/04(日)15:30
開演前サウンドチェック DFインスト
SE Start-Up
・Future Pop
・Spending all my time
・FLASH
・ナナナナナイロ
 MC
・ナチュラルに恋して
・Baby cruising Love
 「P.T.A」のコーナー
・FAKE IT
・TOKYO GIRL
・無限未来

衣装の色から「ダライ・ラマみたい」と言われてたけど、個人的には「ビルマの竪琴」。水島ぁ! Start-UpからのFuture Popで「お?これはFPツアー準拠セトリか?つーことは次はエレワか!?」と期待したんだけどもSamt。いやRIJFでの初披露も見てるし嫌いじゃないんだけどちょっと肩透かし。FLASHで周囲の女子が「キャー」とか。ちはやふる効果恐るべし。そしてあ~ちゃんの「新曲です!」のひとことあってのナナナナナイロ。ライブ初披露かな?さすが本人達が「ホーム」と呼ぶRIJF。アジアンなゆったりテイストの曲ながら途中にドラムンベースも入る不思議曲。良い風が衣装を適度にはためかせて、実に美しい光景。

ここで挨拶、自己紹介からのMC。のっちさんのみステージに残り、あ~ちゃんゆかちゃんは後ろに下がって給水タイム。
「ありがとうございます。ありがとうございます」
「みなさん!今が格好の給水タイムでございます!今を逃すと、このあと、給水タイムは、ございません!(キリッ」
これ、ガキ使の「きき○○シリーズ」で食べ物放り投げるときの台詞だろ(笑) なぜその口調。

給水が終わったあ~ちゃんとゆかちゃんが登場。入れ替わりでのっち給水タイム。あ~ちゃんのMC(ゆかちゃん今回ほとんど喋らなかったね)。
「みなさん!こんにちは!JAPAN楽しんでますか?最高の夏の始まりにしようね~!」
「今日は久しぶりのフェスなんですけど、近々では、コーチェラってアメリカのフェスに出たんですけど、海外ではみんなが同じノリしてくれなくて…… 日本はこんないいお客さんばかりで、なんかやって!って言ったらみんな一緒にやってくれるし、この日本人のスタイル、好きです!」
コーチェラ、いちおう大成功ってことになってるけど、やっぱ厳しかったんだなあ、と。ファンだけのワンマンとも違うからねえ。

「9月にベストアルバムが出ます!そのベストアルバムからの曲です」からの「ナチュラルに恋して」「Baby cruising Love」。アゲずにミドルテンポの曲なのはたぶん意図的なセレクト(後述)。

そしてP.T.A.コーナー。男子/女子/そうでない人/メガネ/コンタクト/裸眼/Tシャツ/PerfumeTシャツ/今日のステージを超超楽しみにしてきた人!こっち(右)/こっち(左)/後ろ/前/みんな!という感じ。ワンマンじゃないからチーム分けはなし。

そこから、なんの前振りもなく(!)「はみがきのうた」。四つ打ちキック音が流れる中、おどおどする観衆と、完璧にこなすPerfumeファン(笑)。戸惑う多くのピープルに対してあ~様のお叱りの言葉が!「これじゃチャットモンチーが成仏しないでしょ!もう!」いや、解散はしたけど逝去した訳では……

「この曲はチャットモンチーに作ってもらったんだけど、今日はみんなと歌いたいと思って楽しみにしてきたんです。でも盛り上がらないから音でやります!時間あるって言うから」ここで右奥の内山監督を見る。内山さんが、ちょっと戸惑いつつもOKサインしてPA卓を弄りだす様子が見えた。「みんなチャットモンチーへの思いをぶつけて下さい!」
2回目は、まあ1回やってることもあり、あ~様の叱咤もあって何とか基準をクリア(したっぽい)。遥か彼方の青空を見上げて「これでチャットモンチーも満足したと思います」あーあ、成仏させちゃったよ。

そこから、個人的にはまさかの『メンB!』のネタ!推測だけど、6万人いたあの場で即座に『メンB!』を思い出せた人って、自分を含めて数人だったんじゃないだろうか?あ~ちゃんの指示通りに動きながらも、けっこう衝撃を受けていたわたくし。

あか あか あか あかるいよ
あか あか あか あかるいよ
ハッピー ハッピー 注入

あ「この間、やついさんときゃりーちゃんとカラオケに行ったんですけど、そこでやついさんがこの曲を歌って、きゃりーちゃんが『すごーい!プロみたいー!』って」
の「プロだよ!DJやついだよ!DJで食べてるんだよ!」(……お笑いの方は?)


SUSHI PIZZA(やついいちろう&IMALU)/マイティDISCO

『メンB!』の人気キャラ「マイティやつい」のネタから派生した急造ユニット。
作詞作曲曽我部恵一…… 何やってんすか曽我部さん。なお、カラオケに入ってるのはたぶんこれだけど、
番組内ではこのユニットではなく、マイティやつい名義の『マイティROCK』という曲が使われていた。

最後は3人がステージ中央に集まって、しゃがんだあ~ちゃんに両側から2人が「ハッピー注入」して終わり。かしゆかがポロっともらした「いやー、ふざけたねえ」の言葉を私は聞き逃さなかったぞ(笑) 6万人を前にしてふざけきる度胸はすばらしい。

あ「最後まで見届けてくれてありがとう。みんな途中で帰るんじゃないかと思ってた…… 優しいね。裏切らんね。ありがとう」
「来年、Perfumeは20周年となります」どよめく客(笑) まあ、広島時代(2000年にアクターズスクール広島にてスクール内ユニット「ぱふゅ~む」(別表記「ぱふゅ→む」)結成)なんて知らなくても当たり前だよね。自分だって後追いだし、偉そうなことはいえない。数々の僥倖に恵まれたとはいえ、ここまで続けてきた3人とスタッフが偉い。
そうして、お決まりの3人揃っての「Perfumeでした!」でステージ終了。

さて、いつもなら、Perfume終わりはへとへとでぐだぐだでぼろぼろで、ほうほうの体でみなと屋にたどり着くのがお決まりだったんだけども、今年はかなり体力に余裕があったので、RIJFで自分がいちばん好きな場所であるSOUND OF FORESTへ。ステージで歌い踊るアンジュルムを横目に、森のキッチンで肉巻きおにぎりとビールで夕食。そして喫煙所で食後の一服。ここで、50にして青春を謳歌する自分らしくなく、先ほどのステージについて、しばらく考え込んでしまった。

2009年以来、Perfume目当てで参加したROCK IN JAPAN FESは8回(2008年のRAKE初登場は見逃している)。2019年の今年は、今まででいちばん汗をかかなかった。ほぼ最前列にいて、後ろの6万人の圧力を受けた圧縮を感じなかったのも初めてなら、Perfume終わってこんなに体力が残ってたのも初めてだった。
セットリストだけを眺めれば、そんなに悪い並びではない。けど、ちょっと守りに入っちゃったかなあ、という気がしないでもない。何度も語っているように「ロッキンはホーム」という気持ちがあって、なのでそんなにタイトでノリ重視のプログラムじゃなくても大丈夫、くらいに思ったのかもしれない。おそらく「いつものノリじゃない、あえてちょっとBPMを落としたセットリスト」を狙ってはいたんだろうとは思う。あ~ちゃんの「みんな途中で帰るんじゃないかと思ってた」という発言、聞いた瞬間はコーチェラのトラウマからくるのかなあ、とか思ってたけど、ひょっとしたら「あえていつもとは違うセトリにしたこと」も意識してたんじゃないだろうか?
直前がサンボマスターで後ろがWANIMAと10-FEET。真裏はKing Gnu。「ノリで攻めるバンド」はいくらでもいる中、ちょっと違うことをする、という選択は、ありっちゃあ、あり。ただね。『出自はアイドルだけどその辺のバンドには負けんよ。楽器は弾けんけどエグい曲と超絶ダンスでお前ら引き込んでやるよ』ってのが、かつて「フェス荒らし」と呼ばれたPerfumeの魅力であった訳で。そういう段階はもう過ぎ去った、という考え方もあるけれども。でもねえ、私はちょっと寂しかったんだよ。WANIMAでもテンフィでもなく、Perfumeで完全燃焼したかったんだよ。ただ、FAKE IT の次にもう1曲、エレワとかチョコとかいわゆる「ブチ上げ曲」を突っ込むだけで解決してた感じがしないでもない。「緩急」のバランスがちょっと悪かったのかな?と。ワンマンと違ってフェスは曲少ないから難しいよね。

そんなことをつらつらと考えてて、気づいたら喫煙所に30分以上いた。RAKE STAGEの「忘れらんねぇよ」を観ようと会場入口方面に向かうも、上記のようなことをつらつらと考えていて、ちょっと自分のノリが悪いことを自覚。PARK脇の飲食施設(ここ屋台じゃなくて常設なのね)でビールとおつまみを買い込んで、座ってぼーっとしていた。ふと顔を上げると、夕焼けの夜空に三日月。


この風景を眺めてたら、急になんだか寂しい気分になった。何となくだけど、ROCK IN JAPAN FESに来るのが、今年で最後になるような気がした。理由は良く分からない。そんなことを書きながら来年も普通に参加してるかもしれないけどね。

ツアーバス復路は20時発車予定だったけど、19時に発着場に行ったらもう乗車案内されていたので乗車。隣の席がCEツアーTシャツのPerfumeファンの人で軽く挨拶。でも疲労困憊していたので乗車中はほぼ熟睡。お話できずに申し訳ありませんでした。

横浜駅着が22時くらい。1時間かけて帰宅。ブログ書くのは明日にしよう。とか後回しにしたら結局完成したのが8/8深夜に。まあ、上記のもろもろの感情を上手くまとめられなかったのもあるんだけども。